阪神・掛布雅之氏 新クリーンアップのカギは佐藤輝明「機能せず、3番を外すことになれば打線はバラバラに」も「2割8分、30本以上」と断言
阪神の掛布雅之OB会長が25日、MBS「せやねん」に出演。藤川監督が提唱した新クリーンアップについて評論した。
3番・佐藤輝、4番・森下、5番・大山の並びを指揮官は明言している中、ミスタータイガースは「3人の並びはこれでいい。左3枚並ぶことを岡田監督は嫌ったんですが、佐藤の野球のリズムを考えてのことだと思います。3番がクリーンアップの中で一番楽。チャンスで打てなくても4番が控える、3番が三振するのと4番が三振するのでどちらが批判が来ると思いますか?4番なんですよ」と現役時代の経験を踏まえて説明した。
さらにプロ3年目を迎える森下については「動じないでしょ。侍ジャパンでも4番を打って動じない。そういうタイプだと思います。佐藤の方が繊細」とメンタル面のバランスを考えての起用だと推察。相手に与える影響としても「佐藤の長打力は嫌ですよ。そして絶対に初回に回ってくる。相手バッテリーは脅威に感じる」と3番・佐藤が相手に与える効果も提唱した。
今季の野手のキーマンに佐藤輝を指名した掛布氏。「もし3番で佐藤が機能しない。その上で藤川監督が3番佐藤を外すことになると、打線がバラバラになる」と大きな影響力を与える存在であることを示し、「2割8分、30本以上。4番の森下が活躍すればある程度、相手はゾーン内で攻めてくる。ゾーン内にくれば佐藤は打てます」と断言していた。
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