阪神・才木 グッズ売り上げでもチームの顔に 220万円陶器バットに冷や汗「落としたら終わりやん」

 阪神・才木浩人投手(26)が24日、甲子園球場で行われた「2025新作グッズ内覧会」に出席した。自作イラストが初めて商品化されたが、球団の顔と呼ばれる存在へと成長して、“才木グッズ”で選手別売り上げトップを狙うことを宣言。持ち味である攻めの投球スタイルを貫き、子どもから大人まで幅広い年齢層の虎党を魅了していくことも誓った。

 聖地で白星をつかんで、自身と同じ「35 SAIKI」のユニホームに身を包むファンから大歓声を浴びる-。そんな歓喜の瞬間が、才木の脳裏に思い浮かんだ。

 「最後のヒーローインタビューとか場内一周の時に、『こんなに着てくれてたんや』という感じはあります。(試合中は)あんまり外野を見る機会もないので。結構、タオルを掲げてくれている方もいて」。会場にズラリと並んだ応援グッズのありがたみをかみしめた。

 選手個別の商品も多種多様だが、「グッズの売り上げが多いということは、それだけチームの中心というか、チームの顔というところもあると思う」と自覚。存在感があり、勝利への貢献度が高いプレーヤーのアイテムには、ファンも自然と手が伸びる。「人柄もそうですけど、そういうグッズを買ってもらえる選手になっていきたい」。虎のエースとして認められるためには、“グッズ売り上げトップ”も狙うべき称号のひとつだ。

 新登場のグッズには、赤ちゃんから始まり、学生、成人、老人までのイラストが描かれた「一生虎党」シリーズも。「阪神ファンの方は多いし、層もすごく厚い。どんどん攻めていく自分のピッチングスタイルが、見ていて魅力あると思ってもらえて、子どもから大人の方までワクワクするんじゃないかな」。聖地のマウンドで躍動する姿が、老若男女の心に刺さると信じている。

 会場で紹介された新グッズの中で最高額だったのが、伊万里鍋島焼のバットで220万円。受注生産の逸品に「エグい!!落としたら、終わりやん」と冷や汗をかきつつ、報道陣のリクエストに応えて手に取って、ご機嫌にバントの構えを決めた。「ちょっと前向きに(購入を)考えます。素振り用のバットが欲しかったので」。関西人らしいユーモラスな“才木節”を光らせていた。

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