阪神・門別 6回8K無失点も反省「打たれている球は真っすぐが多い」 和田2軍監督も「こんなもんじゃない」

 6回4安打無失点だった門別
 6回4安打無失点だった門別
 6回4安打無失点だった門別
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 「フェニックス・リーグ、阪神6-2サムスン」(8日、生目の杜運動公園第2野球場)

 好投にも、決して納得しなかった。阪神・門別は初回、二回と先頭を出しながらも後続をピシャリ。直球にスライダーやフォークを織り交ぜながら次々とサムスン打線を手玉に取った。6回4安打無失点8奪三振に「フォークとかを振ってくれて、真っすぐでも三振を取れたのは良かった」とは話したが、反省も口にした。

 「打たれている球は真っすぐが多いので。キレやもっと強さも出ると思う」。和田2軍監督も「門別はこんなもんじゃないんだよな。やっぱり真っすぐ。狙って空振りを取れるっていう」とさらなる奮起を促した。

 門別は高卒2年目の今季、1軍で5試合(先発は2試合)に登板したが、初勝利は挙げられず。「真っすぐがまだ、完成全然していない」と宮崎の1カ月で取り組む課題は明白だ。

 目指すべき姿はチーム内にいる。「もう真っすぐで、才木さんみたいな投球スタイルでやっていきたい。あれも真っすぐってわかってても空振りすると思うので、ああいうのが理想です」。一番の武器である直球を見直し、“才木ロード”を歩みたい。期待の左腕が、来年につながる実りの秋を過ごす。

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