阪神打線が爆発!前半戦最後は先発野手全員適時打で貯金ターン 先発西勇は6回2失点で今季甲子園初勝利

 「阪神12-3広島」(21日、甲子園球場)

 阪神は先発野手全員適時打と打線が爆発し、13安打12得点で連敗を4でストップ。前半戦の最終戦を白星で締めた。21年から4年連続の貯金ターンとなった。

 打線は1点を追う三回、先頭の梅野が左翼線への二塁打で好機を演出。西はスリーバント失敗となったが、近本が四球でつなぎ1死一、二塁に。中野の適時打で同点に追いつくと、森下は三ゴロに倒れたが、佐藤輝が適時打を放ち、勝ち越しに成功した。勢いは止まらず、大山、前川、木浪、梅野と5者連続適時打で打者一巡の猛攻。一挙6得点で相手先発の九里を2回2/3で引きずり下ろした。

 4点リードの六回には先頭の木浪が矢崎から死球を受け出塁。梅野が安打でつなぐと、代打・野口は三ゴロで1死一、三塁に。中野が右前打で満塁とすると、森下が左翼フェンス直撃の2点適時打を放った。佐藤輝が犠飛でさらに1点を追加し、なおも2死三塁となると、大山が左翼スタンドへとどめの2ラン。この回も一挙6得点で一気に突き放した。

 先発の西勇は二回に3連打で先制を許したが、以降は粘りの投球を披露。五回も失点したものの、最少失点で抑え、6回9安打2失点。今季4勝目を挙げた。

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