阪神 ゲラが痛恨の同点ソロ被弾→岩崎が勝ち越し許す W守護神のまさかに甲子園が静まりかえる 完全勝ちムードが一転

 9回、岡本和に同点ソロを打たれるゲラ(撮影・飯室逸平)
 9回、ゲラは岡本和に同点ソロを許す(撮影・山口登)
 9回、岡本和の同点ソロにベンチでぼう然とする才木(中央)ら阪神ナイン(撮影・飯室逸平)
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 「阪神1-2巨人」(26日、甲子園球場)

 阪神のゲラが1点リードの九回からマウンドに上がり、1死から岡本和に同点ソロを浴びてしまった。

 これまでの盛り上がりがウソのように、甲子園の阪神ファンがしーんと静まりかえった。岡本和の打球は高々と聖地の上空に舞い上がり、左中間スタンドに飛び込んだ。

 ノーノー危機から一転、怒涛の3連打で先制し、八回は桐敷、石井の一人一殺リレーでゼロを刻んでいた。勝利を確信するファンも多かっただけにまさかの展開だ。

 ゲラは今季2本目の被弾。痛恨の救援失敗になってしまった。九回裏の攻撃は無得点に終わり、試合は延長戦に突入した。十回から登板した岩崎は1死一、三塁のピンチを招き、丸に勝ち越しの犠飛を許して降板となった。阪神が誇るWストッパーが痛すぎる逆転劇を食らってしまった。

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