阪神 渡辺が今季1号ソロ チームは本拠地で約1カ月ぶりのアーチ 歓喜の六甲おろしが鳴り響く 貴重な追加点に

 4回、ソロを放ち生還する渡辺(撮影・山口登)
 4回、1号ソロを放つ渡辺(撮影・飯室逸平)
 4回、レフトへソロを放つ渡辺(撮影・中田匡峻)
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 「阪神-巨人」(25日、甲子園球場)

 阪神の渡辺諒内野手が四回に今季1号となるソロアーチを放ち、貴重な追加点をたたき出した。

 四回先頭で迎えた第2打席。内寄りのストレートをきれいに振り抜くと、打球は高々と舞い上がって左翼席へ飛び込んでいった。第1打席では2死一、二塁の好機で二ゴロに倒れていた渡辺。「カウントも有利でしたし、相手もクイックで投げてきたけどうまく対応できました。次の1点を取ることができてよかったです」とコメントした。

 甲子園で阪神の選手がアーチを放ったのは、4月27日・ヤクルト戦で近本が3号をマークして以来。約1カ月ぶりの快音に歓喜の六甲おろしが鳴り響いた。

 チームは前夜、戸郷にノーヒットノーランを食らったが、二回に木浪の適時二塁打で先制していた。岡田監督は「明日(25日)野手がどんなバッティングするかよ、そんなの。もバッターがどんだけ奮起するかやろうな」と語っていたが、指揮官の言葉に打線が応えた。

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