「阪神－巨人」（２５日、甲子園球場）

　阪神は初回の攻撃で２死から森下＆大山が連打を放つも、渡辺が凡退し無得点に終わった。それでもＸでは「ノーノー阻止」がトレンド入り。前夜の屈辱を晴らしたかのような書き込みが多く集まった。

　２死から森下が中前打を放つと、甲子園のスタンドは異様な盛り上がりとなった。さらに４番・大山も右前打で続き、２死一、二塁と好機を演出した。

　だが渡辺は二ゴロに倒れ無得点。中野の盗塁失敗もあるなどチグハグな攻撃となってしまったが、阪神ファンは前向きだ。「よっしゃ！ノーノー阻止！」「ノーノー阻止したから阪神の勝ちってことでいい？」「ノーノー阻止できたね！えらい！」といった書き込みがＸに多く集まり、トレンド入りした。

　前夜は巨人・戸郷に無安打無得点試合を食らった阪神打線。岡田監督が「どう奮起するかやろ」と語っていたが、初回から攻勢を見せた。

　二回には先頭のノイジーが安打を放ち、梅野が送って１死二塁。木浪が右翼線へ適時二塁打を放ち、甲子園に歓喜の六甲おろしが鳴り響いた。