阪神・森下 今季初「1番」起用応えた!復調マルチ&3出塁「何とかやってやろうという思いで」

 「中日4-2阪神」(14日、豊橋市民球場)

 今季初の1番起用に応えた。阪神・森下翔太外野手(23)が昨季9月26日・ヤクルト戦(甲子園)以来のトップバッターで2安打3出塁。「試合に出てない日が続いていたので、何とかやってやろうという思いで」。3試合ぶりの先発に燃えていた。

 初回に高橋宏から中前打を放つと、三回2死でも左前打。「きょうはチャンスメーク。後ろに近本さんもいるので」。得点にこそつながらなかったが、役割は果たした。九回2死では守護神のマルティネスから四球。「自分が出ないと勝てない」と最後まで諦めなかった。

 5試合ぶりの安打に7試合ぶりのマルチ安打。5月は苦しんでいたが、少し復調気配も漂い始めた。「チャンスの場面で回ってきたら、もっとチームのために貢献しようと思っていた」。任された打順で、求められる打撃をしていく。

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