阪神・ノイジー やっと出た得点圏初タイムリー、来日最多タイ4安打 打率・303急上昇、規定打席あと6

 「広島1-7阪神」(30日、マツダスタジアム)

 やっと出た。待ちに待ったチャンスでの快音だ。3-1で迎えた七回1死満塁。阪神・ノイジーが益田の初球147キロを左前に運び、今季得点圏で19打席目での初タイムリーだ。

 「甘いボールは積極的にいこうと思っていたんだ。しっかり打ち返すことができて良かったよ。(適時打が)1カ月出なかったことが悲しいけどね…」。自虐的に笑うほど、上機嫌だった。

 1点を追う二回は1死から四球で出塁。坂本の適時打で同点のホームを踏むと、四回と六回はいずれも無死一塁から左前打、中前打で好機を拡大した。七回の適時打を挟み、九回は先頭で右前打。23年5月16日・中日戦以来となる来日最多タイの4安打固め打ちに自然と声も弾む。

 「今日はいい感覚で打つことができたよ。結果にも残ったから、明日につなげていきたいね」

 ここ5試合は19打数10安打、3打点と絶好調。打率も・303に急上昇だ。あと6打席で規定打席にも到達する。

 かねて高め直球に対応するため「バットを立ててこい。寝かすな」と注文を付けていた岡田監督も驚きを隠さない。「ノイジーはどしたんやろ。ちょっとバットが立ってきたよな。寝かしてないもんな。打つ前に浮かしとるもんな」と助っ人の変化に目を細めた。

 今季は開幕スタメンを前川に譲ったが、徐々に状態を上げてきたノイジー。来日2年目に本領発揮のムードが漂う。

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