阪神が11試合ぶりに3得点をマーク 森下が左翼席へ4号ソロ 甲子園が歓喜の六甲おろし 球団ワースト記録に終止符

 「阪神-中日」(19日、甲子園球場)

 阪神が11試合ぶりに1試合3得点以上をマークした。三回に森下翔太外野手が4号ソロを放ち、3点目をたたき出した。

 三回1死から低めの変化球を豪快にすくい上げた森下。打球は左翼席に飛び込んでいった。甲子園は歓喜の六甲おろしが響き渡り、ベンチに戻った森下も満面の笑みを浮かべ「追い込まれていたのでコンパクトに振り抜くことを意識していました。しっかり芯で捉えられましたし、うまくバットに乗ってくれたと思います」と語った。

 二回には先頭の大山、続く佐藤輝の連打で無死一、二塁と好機を広げた。ここでノイジーが外角の変化球をきっちり見極めて四球でチャンス拡大。坂本は二直に倒れたが、1死から木浪が「先に点がほしいと思っていた」と内角球を引っ張り込んで右前に落とした。先制のタイムリーに甲子園のスタンドが沸く中、投手の青柳が右翼へ犠飛を打ち上げ2点目を奪っていた。

 阪神はここまで10試合連続2得点以下と球団ワースト記録を更新し続けている。それでも期間中は4勝4敗2分けの勝率5割と投手陣の踏ん張りで勝ちを拾ってきた。この日も二回に青柳が1死二、三塁のピンチをしのぎ、攻撃へ流れを呼び込んでいた。

 岡田監督は2桁安打をマークした18日の巨人戦後に「今日でちょっと吹っ切れたかもわからないですね、打線も。明日からもっと打ってくれるでしょう」と復調に手応えを口にしていた。また中日のメヒアには前回登板で6回2失点で勝利を献上していたが、1週間後の対戦でしっかりと攻略した。

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