元阪神監督「言ったらふくれとった」現役時代に股裂きで重傷の岡田監督に一時的なコンバート通告「つぶすわけにはいかん」

 高橋慶彦氏
 82年、岡田彰布(左から3人目)と談笑する安藤統男監督(同2人目)
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 元阪神監督の安藤統男氏が8日に更新された野球解説者・高橋慶彦氏のYouTubeチャンネル「よしひこチャンネル」に出演。阪神・岡田彰布監督の現役時代の大ケガについて振り返った。

 「岡田監督自身も入ってきたとき体が強かった」となつかしんだ安藤氏。だが1983年に、岡田監督は内野守備時にぬかるんだ土に足を滑らせて股裂きのような形になり、筋断裂の重傷を負ってしまった。

 当時阪神を率いていた安藤氏は病院で医師から「今度やったらこの選手は野球生命をなくしますよ。だから監督、気をつけてください」と忠告されたという。そのため「これは内野で使えない。治るまで外野でやらせよう」と考え「外野へ行け」と一時的なコンバートを告げたのだという。

 「言ったらふくれとったけどね」と振り返った安藤氏は「こっちはつぶすわけにはいかんから。ケガでもさせたらタイガースの財産をつぶすようなもんだから」と説明。「ダメ、来年1年は外野をやれ。股が治ったら(内野に)戻すからと。僕は大事なことは直接言うんですよ。ダメなことはダメと。ふくれようがそういうときは関係ない」と説き伏せたと明かした。

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