阪神・村上 球種バレ防止に新グラブ 伊藤将から助言 指と指つなぐレース部分1本→3本に改良の理由は

 村上が今季使用するグラブ(アシックスジャパン提供)
 阪神・村上(2023年撮影)
2枚

 阪神の村上頌樹投手(25)が真価の問われる4年目に向けてグラブを改良したことが16日、分かった。伊藤将の助言を受けて、指と指をつなぐ背面のレース部分を1本から3本に変更。指の間が開くのを防ぎ、クセや球種がバレるのを防ぐ新相棒だ。

 「(投げる時に指の間が)開くんですよ。将司さん(伊藤)から閉じてた方がいいというふうに聞いて。アシックスの人に聞いてみたら、できると言ってもらった」

 課題を改善するためにすぐさま要望した。「(ボールを)握った時に(グラブの隙間からボールの)白が多かったらストレートとか、少なかったら変化球とかバレにくいと思った」と変更した意図を明かした。担当者によると、グラブの形を保ち、強い打球にも負けないという効果も得られるという。

 使用するグラブの刺しゅうには「下を向いている暇があるのか」と刻まれている。人気バレーボール漫画「ハイキュー!!」内で登場する言葉。アニメ好き右腕のお気に入りの作品だ。

 昨季はリーグ優勝、日本一に大きく貢献。今季は開幕投手の候補にも挙げられる。新たな相棒と共にチームの連覇、2年連続となるMVPに挑む。

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