阪神 粟井一夫球団社長就任を発表「身が引き締まる思い。毎年成長していける集団に」 来年1月1日付け

 会見の冒頭であいさつする粟井一夫氏。左は百北幸司球団社長(撮影・高部洋祐)
 百北球団社長(左)と握手を交わす粟井一夫氏(撮影・高部洋祐)
 会見する粟井一夫氏(撮影・高部洋祐)
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 阪神は21日、来年1月1日付けで球団社長に粟井一夫球団副社長(59)が就任すると発表した。百北幸司球団社長(62)は退任し、相談役となる。

 粟井氏は「歴史と伝統があり、日本一となった阪神タイガース。社長という大役を拝命し、身が引き締まる思いでございます」とあいさつ。「フロント主導の育成重視のチーム編成」を掲げ、「常に優勝争いをするチーム作りを目指し、私自身も含めてチーム、フロント全員がそれぞれの役割を果たしながら毎年成長していける集団にしていきたい」と決意表明した。

 百北氏は常勝軍団の形成へ、「フロントサイドからも球団の成長を推し進めていく必要があり、阪神グループ一の知見を持つ粟井社長が適任だという結論に至った」と経緯と狙いを説明。「期待の若手選手も多くいる。ここから黄金期を築いていってほしい」と期待を込めた。

 粟井氏は2004年に甲子園改装案作成のため渡米し、メジャーの球場を視察。07年10月の大規模改修に関わり、その後は第26代球場長も務めた。阪神は今後、24年8月1日に甲子園球場開場100周年を迎え、25年2月にはファーム施設が尼崎市へ移転する。ビッグプロジェクトが控える中、粟井氏の舵取りに注目が集まる。

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