阪神・原口 代打安打の球団記録「23」更新目指す 15年目の“夢”へ「1本でも多く」

 埼玉県寄居町の小中学生を対象に行われた「道徳講演会」の講師を務めた原口(球団提供)
 子どもたちに手を振る原口(球団提供)
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 阪神・原口文仁内野手(31)が4日、地元である埼玉県寄居町の小中学生を対象に行われた「道徳講演会」に、講師としてオンライン参加した。質疑応答では子どもたちが抱く夢に触れ、自身が来季かなえたい夢も設定。代打の切り札として、08年の桧山進次郎と自身が18年に記録した球団のシーズン代打安打記録「23」の更新を目指すことを宣言した。

 連覇がかかる来季、「ある程度、来年も今年に近い部分になると思う」と任されるであろう仕事場は、覚悟している。声出し役としてもチームを鼓舞し続けた今季、レギュラーシーズンはすべて代打からで54試合出場。52打数10安打で打率・192、2本塁打、8打点に終わり、「今年は個人的には全然だったので、来年は返したい」と雪辱に燃える。

 「球団の記録も目標にしながら、1本でも多く。そういうポジションになったら、狙っていかないと。あまり言いたくはないですけど、それが目指すべきところ」。“代打の神様”として、超えるべき数字を自ら示した。

 講演では原口を題材にした教材を参考に寄居町の小中学生と交流。最後はパソコン越しに全員で「バモス!!」と声をそろえた。「与えられた場所でやるしかないし、先もそんなに長くはない。1年1年が勝負だし、打席にはこだわっていきたい」。故郷の子どもたちの期待も感じながら、15年目のシーズンへ気持ちを奮い立たせた。

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