阪神 749日ぶり甲子園マウンドの高橋遥人「来年は期待に応えます」岩崎“監督”が指名

 聖地のマウンドで投球する高橋(撮影・高部洋祐)
 紙風船を割ろうとバトルする前川(左)と森木(右)=撮影・立川洋一郎
 ナインにもみくちゃにされて上半身を裸にされる遠藤(撮影・立川洋一郎)
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 6月に「左尺骨短縮術」および「左肩関節鏡視下クリーニング術」を受け、来季は育成契約となった阪神・高橋遥人投手が25日、ファン感謝デーで行われた「野球シチュエーションマッチ」で投手を務めた。

 岩崎“監督”が指名すると、場内の虎党は大歓声。2021年11月6日のCSファーストS・巨人戦以来749日ぶりの甲子園登板となった。

 両軍無得点の三回1死二塁、2ストライクから高浜に遊撃を守っていた西純の後方へ落ちるポテンヒットを許した。

 「できたらいいなと思ってて」と岩崎。「頑張ってもらいたい」というメッセージを込めての粋な計らいだった。

 大歓声で迎えられた高橋は「鳥肌立ちました」と話し、「僕、甲子園はいつ以来かなと思ったら、去年のファン感以来で。楽しかったです。ストライク入ってよかったです」と笑顔を見せた。

 さらに、「期待に応え続けられてないので。期待に応えられるよう来年は。いや、応えます」と力強く誓った。

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