阪神・岡田監督 小野寺に密着指導「できへんだけで(笑)そんなすぐできへんわ」侍ジャパン「サードを探さなあかん(笑)」一問一答

 「阪神秋季キャンプ」(12日、安芸)

 阪神・岡田彰布監督(65)が約60分間、小野寺暖外野手(25)を密着指導した。「リストターン打法」を伝授。打った後に、バットが三塁側へ飛ぶことが理想とした。以下、同監督の一問一答。

  ◇  ◇

 -小野寺は徐々に分かってきていたか。

 「それは分かっとるよ。できへんだけで(笑)そんなすぐできへんわ。そういう興味を持ってな、やるゆうのも大事やしな」

 -ステップアップするために必要。

 「この中では一番打っとるからの。1軍の戦力としていくやつは、ちょっとでもレベルアップせなアカンからな」

 -外野のレギュラーを脅かす存在に。

 「いや、そんな脅かすとか、そういうのでやってるわけではない。シーズン中に、どんなアクシデントが、あるかも分からん」

 -引き出しが増やす過程で飛距離も伸びる。

 「そら伸びると思うよ。ティーをやるだけでもあれだけボールの音が違うわけやから。ボールの芯でとらえているというか、ボールに力が伝わっているというかな」

 -侍ジャパンで森下が本塁打を打った。

 「知ってる、知ってる。サードが5タコやからな。サードを探さなあかん(笑)」

 -佐藤輝は1番、森下は3番。

 「森下の方が上いうこと?そらホームラン打つんやから。そら1番より3番やろ。それで3番が打つんやから井端も分かっとるいうことやろ(笑)」

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