阪神・西純 今キャンプ自身最多114球 岡田監督の前で直球披露「来年はもっとファウルや空振りを」
「阪神秋季キャンプ」(11日、安芸)
阪神の西純矢投手(22)が11日、今キャンプで自身最多の114球を投げ込んだ。
1軍首脳陣が合流した第3クール初日。岡田監督から投手陣に対し、昨年と同様に今クールの3日間はブルペンで直球だけを高めに投げるように指示が出た。
今キャンプに参加している全12投手がブルペン入りする中、西純は最多の球数を投げた。最後は1人での投球となり、捕手の後ろから見つめる岡田監督の前で腕を振った。ただ、納得した様子はない。「まだ思うようなボールは投げられていないんで。何球かあるけど、数を増やしていけたら」と振り返った。
最後まで投球をチェックした岡田監督は「7分くらい(の力)で投げても、バッターの手元でピュッと伸びる球っていうか」と課題に直球の質を挙げた。西純も「来年はもっと真っすぐでファウルを取ったり、空振りを取ったりするところを大事にしたい」。先発ローテ入りを目指し、残りの期間も直球に磨きをかけていく。
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