【受賞者一覧】GG賞に阪神から史上初5選手、10年連続広島・菊池を上回り中野が初受賞
守備のベストナインを選ぶ「第52回三井ゴールデン・グラブ賞」が10日、発表された。
セ・リーグでは、日本一の阪神から坂本誠志郎捕手、一塁手部門で大山悠輔内野手、二塁手部門で中野拓夢内野手、遊撃手部門で木浪聖也内野手、外野手部門で近本光司外野手と、両リーグ最多の5人が受賞。パ・リーグではリーグ3連覇のオリックスから、山本由伸投手、若月健矢捕手、三塁手部門で宗佑磨内野手の3人が受賞した。
阪神から同賞に5人選出されるのは、史上初の快挙だ。3年連続3回目受賞の近本以外の4選手は、今回が初のゴールデン・グラブ受賞。二塁手部門で受賞した中野は、10年連続で受賞していた広島・菊池の牙城を3票差で崩した。内野手部門での同賞選出は17年に三塁手部門で選出された球団OBの鳥谷敬氏以来となった。
これまでの球団最多は4選手で、過去3度。日本一に輝いた1985年は捕手・木戸、二塁・岡田、三塁・掛布、遊撃・平田。1992年は一塁・パチョレック、二塁・和田、三塁・オマリー、外野・亀山。リーグ優勝の2003年は捕手・矢野、一塁・アリアス、二塁・今岡、外野・赤星が選ばれていた。
各部門の受賞者は以下。
▽セ・リーグ 投手=DeNA・東克樹(初)、捕手=阪神・坂本誠志郎(初)、一塁手=阪神・大山悠輔(初)、二塁手=阪神・中野拓夢(初)、三塁手=DeNA・宮崎敏郎(5年ぶり2回目)、遊撃手=阪神・木浪聖也(初)、外野手=阪神・近本光司(3年連続3回目)、中日・岡林勇希(2年連続2回目)、DeNA・桑原将志(6年ぶり2回目)
▽パ・リーグ
投手=オリックス・山本由伸(3年連続3回目)、捕手=オリックス・若月健矢(初)、一塁手=ソフトバンク・中村晃(4年連続4回目)、二塁手=ロッテ・中村奨吾(2年ぶり3回目)、三塁手=オリックス・宗佑磨(3年連続3回目)、遊撃手=西武・源田壮亮(6年連続6回目)、外野手=楽天・辰己涼介(3年連続3回目)、日本ハム・万波中正(初)、ソフトバンク・近藤健介(初)
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