阪神・岡田監督 黒星先行も「全然切り替えられるよ」「ひとつ追い越されたけど、また明日あるし」
「SMBC日本シリーズ2023、阪神タイガース4-5オリックス・バファローズ」(31日、甲子園球場)
阪神は二回1死一、三塁から、坂本の二ゴロ間に先制。先発の伊藤将が今季ワーストタイとなる5回4失点で降板したが、七回に森下の日本シリーズ初打点となる2点右前適時打などで3点を奪って1点差に迫ったが、あと1点が遠く、地の利を生かせず通算1勝2敗と黒星が先行した。試合後の岡田監督の一問一答は以下の通り。
-最後までバッターは集中していた
「そうやなあ、バント1つ、アウトにしといたらええのにのう。ゲッツーとれると思ったんやろうなあ」
-そこがポイント?
「そうやなあ。1点やったらな、ぜんぜん平気やったけどな」
-伊藤将守備はうまい選手だけに
「そやろな。ゲッツーとれるボールやろうな。握れてなかったよ。こっちで見とったらな。最後、ポーンって跳ねたからな。バントが」
-西勇のけん制悪送球もあったが、独特の緊張感がある
「いやいや、緊張感というか、アウトにできると思って投げているわけやから」
-攻撃は各打者しっかり役割を
「おーん、まあだから、そうやなあ、4点はちょっときつかったけどな。残り4イニング残っていたから、1点、2点先に返したらっていうのがあったからな」
-森下はいい感じになった?
「いい感じって戻ったんやろ。今までがあんなボール球ばっかり振って悪かったわけやから、ボール球を振らへんかったらちゃんと打てるんやから」
-森下以外も終盤は見極めができていた
「そら普通に攻撃ができたよ後半はな」
-三回近本の盗塁はサインか
「そら走ったらサインやろ。そんなん勝手に走らせへんよ」
-あそこは仕掛けたと思うが
「いや、あそこはって盗塁してアウトになっただけやろ。なんでそんなん全部成功せえへんやん盗塁なんて、近本でも。アウトになっただけやん。ちょっとスタート悪かったけどなあ。やめたらよかったけどなあ、初球やったら。そんなん、全部走ったら成功なんかせえへんやん」
-最後も惜しかった
「最後もなあ、そらフォークが武器のピッチャーやからな。もうちょっとな、あそこでパッと見極めたらええけどな。そらお前、難しいよ。向こうも勝ちパターンのピッチャーが投げてるわけやから」
-もう勝ち負けだと言っていたが
「いやいや、もう全然切り替えられるよ、そらもう。そうやなあ、最後こうやって追い上げとけばなあ、だいぶそら、展開も違うし」
-改めてオリックスも粘り強い
「そうやな、やっぱり、2戦目もやっぱりミスなあ、こっちもバント、だからちゃんとバントしてくれたら一塁アウトでもよかったんよ、結局な。そこは紙一重よ、もうしょうがないやん、それは。ゲッツー取れるボールやからな、おーん。そんなもん強引にいったあれじゃないからな、ゲッツー取れるバントになったわけやから、それは紙一重よ。もっとええバントしてくれた方が一塁でアウトになったかもわからへん。それはゲームの中でわからへんことやからな、結局は」
-甲子園の大歓声は
「ずっといっぱい入ってる言うてるやんか」
-甲子園の声援はやはりすごい
「いやあ、俺らわからへん。いつもそういう声援もらってるから、分かれへん、俺らは」
-追い上げをみたら悲観することない
「いや、そんな全然、そら。まあひとつ追い越されたけど、また明日あるし。いや、いろいろ考えることいっぱいあるやんか。(6回)もう広岡歩かそうと思ったけどな。だから山崎(颯)を外して、(宇田川)あそこ3分の1やったからな。あした宇田川どうするか知らんけど、1回3分の1投げたから。(代打)T岡田出すかなと思ったけど、まあ、そこまでやる必要ないと思った」
-宗の2点打は
「ああ、3-2になったからな。ちょっと取りにいったよな、やっぱり」
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