阪神 今オフFA戦線は静観 「育成の虎」の哲学のもと着実なチーム作りへ
阪神が今オフのフリーエージェント(FA)戦線を静観することが5日、分かった。
今季は田口麗斗(ヤクルト)、石田健大、今永昇太(ともにDeNA)、山崎福也(オリックス)らが国内FA権の取得条件を満たし、権利を行使するかに注目が集まっている。以前は積極的にFA戦線に参入していた阪神だが、近年のFA補強では18年オフにオリックスから獲得した西勇輝が最後となっている。
チームは生え抜き中心に18年ぶりのリーグ優勝を成し遂げるなど若返りにも成功しており、岡田監督も若手のさらなる育成に強い意欲を見せている。今後の動向が注視されるものの、「育成の虎」の哲学のもと、着実なチーム作りを継続していくとみられる。