阪神・近本が神宮でまた死球 球場騒然、虎党の怒号響く ヤクルト・高橋の変化球すっぽ抜け背中直撃 岡田監督表情険しく 四回守備から交代

 1回、死球を受けて座り込む近本(撮影・堀内翔)
 1回、死球を受ける近本(撮影・堀内翔)
 1回、死球を受ける近本(撮影・棚橋慶太)
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 「東京ヤクルトスワローズ-阪神タイガース」(4日、神宮球場)

 雨の神宮に怒号が響いた。阪神・近本光司外野手がまたしても神宮球場で死球を受け、左翼席からブーイングが響くなど騒然となった。

 初回先頭、カウント1ボール2ストライクからの6球目。高橋のカーブがすっぽ抜けて背中に直撃し、しばらくその場に座り込んだ。高橋は帽子をとって謝罪の意思を示した。阪神・岡田監督はベンチの中で険しい表情を浮かべていた。

 近本は7月2日・巨人戦で右脇腹に死球を受け「右肋骨(ろっこつ)骨折」と診断されて離脱。同22日に復帰したが、9月3日・ヤクルト戦(神宮)で左腕の山本から同箇所に死球を受けていた。岡田監督が「情けないのお。そういうチームなんやろ」と発言していた。その後、ヤクルト・高津監督が岡田監督に謝罪して和解している。

 近本は四回の守備からベンチに退いた。

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