顔付近を通過するヤクルト投手の厳しい投球に阪神ファンがブーイング 小野寺、大山が慌ててよける

5回、内角を厳しく攻められる大山(撮影・堀内翔)
5回、厳しい内角攻めに思わず倒れ込む小野寺(撮影・堀内翔)
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 「東京ヤクルトスワローズ5-6阪神タイガース」(2日、神宮球場)

 ヤクルト投手陣の内角攻めに神宮球場の左翼席が騒然となった。

 3点リードの五回からマウンドに上がった阪口が、小野寺の顔付近を通過する直球を投げ込むと、左翼席を中心に「オイ!」といった声があふれ、不穏な空気が流れた。

 さらに続く大山の打席でも、阪口は胸元を厳しくえぐる直球を投げ込み、大山は体を懸命にひねって死球を回避した。いずれも捕手・内山が構えたミットの位置からは離れており、意図した投球ではないとみられるが、2人続けての厳しい内角攻めに左翼席からは「ええ加減にせえよ」「危ないやないか」といった声とともにブーイングが巻き起こっていた。

 ヤクルトは試合前時点で両リーグ最多の57死球を与えており、8月13日の対戦では梅野隆太郎捕手が今野から左手首に死球を受け、尺骨骨折で今季絶望となっている。

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