阪神 “アレ”へのマジック27に 前夜のモヤモヤを払拭する逆転勝利 クリーンアップトリオがマルチ安打

 8回、5点目が入り、笑顔でガッツポーズの岡田監督(撮影・西岡正)
 8回、佐藤輝が内野安打を放つ(撮影・堀内翔)
 9回、ソロを放ちナインとタッチを交わす大山(中央)=撮影・高部洋祐
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 「横浜DeNAベイスターズ2-6阪神タイガース」(19日、横浜スタジアム)

 阪神は逆転勝利で連敗を2で止め、優勝マジックを27に減らした。

 相手先発・石田の前に5回無得点に終わっていた阪神だが、六回にチャンスを作った。2番手・石川に対して先頭・近本が四球で出塁し、続く中野が犠打を成功。ここで3番手・上茶谷がマウンドへ上がると、この日3番に起用された小野寺が右翼フェンス直撃の適時三塁打をマークし、同点に追いついた。なおも1死三塁で大山が中犠飛を放ち、三走・小野寺はヘッドスライディングで生還。一気に勝ち越しに成功した。

 1点リードの七回には、先頭・小幡が右翼フェンス直撃の当たりで出塁。今季初出場となった代打・栄枝がきっちりと犠打を決めてチャンスメークすると、続く近本の右翼線への適時二塁打で追加点を奪った。

 再度1点差に迫られた八回には、1死一、二塁の好機で坂本が左前適時打をマーク。なおも1死一、二塁で小幡が猛打賞となる中前適時打を放ち、DeNAを突き放した。九回には大山が右越えに14号ソロを放った。

 先発の青柳は5回6安打1失点で今季5勝目をマークしたが、アクシデントに見舞われた。六回の投球練習中に右ふくらはぎ付近に違和感を訴え、ベンチで治療。再びマウンドで1球を投じたが、安藤投手コーチも付き添う中で再度ベンチへ引き揚げ、交代となった。

 急きょ後を託された桐敷は1回を三者凡退に。1回2/3を無失点に抑えて3ホールド目を記録した8月12日のヤクルト戦から5戦連続、計6回2/3を無失点とした。

 阪神は前日18日の九回に代走・熊谷の二盗がセーフからアウトへ覆り、好機を逃して連敗。この日の試合では、熊谷のスライディングをふさぐ形で二塁ベースへ入ったDeNA・京田や、前日の判定を説明した責任審判・敷田審判員に対するブーイングが起こるなど異様な雰囲気が漂ったが、見事な逆転勝利に左翼席の虎党もご機嫌だった。

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