近本が骨折離脱した岡田阪神「1番・中堅」の代役適任者は誰?評論家が解説

 死球を受ける近本=2日
 試合前、ミエセス(右端)と話す島田(左から2人目)。手前は岡田監督(撮影・高部洋祐)
 シートノックでセンターの守備につく島田(53)と森下(1)=撮影・飯室逸平
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 阪神・近本光司内野手(28)が4日、出場選手登録を抹消された。岡田監督が「おん、骨折やからしゃあない」と明かした。球団は兵庫県内の病院で検査を受け、右肋骨骨折と診断されたと発表した。

 2日・巨人戦の七回、高梨の右脇腹付近に死球を受けてもん絶。フル出場を果たしたが、3日に病院を受診。前日3日の広島入りの際には「何も言うことはないです」と多くを語らず、新幹線に乗り込んでいた。

 今季ここまで全73試合に出場して打率・275、4本塁打、35打点と、チームが首位を快走するキーマンとなっていたが、長期離脱は避けられなくなった。

 阪神OBの中田良弘氏は「近本は代わりが利かない選手。チームが今、この順位にいるのも、近本と中野の1、2番が機能しているからこそだし、その選手がいなくなるってことは、抑え投手がいなくなるのと同じことのようなもの。チームにとっては非常に痛いよ」と語った。

 1カ月程度の不在は覚悟しなければならないが、中田氏は代役について「足を使いたいということを考えると、島田が適任になるのかなと思う。中野を1番にして、島田を2番にするというような」と、同じ左打ちで俊足の島田海吏外野手(27)が代役にふさわしいのではと分析した。続けて「今こそ岡田監督の腕の見せ所になってくると思う。前半戦は岡田采配で勝った試合が多かったけど、このチームのピンチをどう乗り切るか。どう乗り切らせるか。大事な1カ月になると思う」と指摘した。

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