阪神が痛恨の逆転負けで交流戦の負け越し決定 代役守護神・岩崎が崩れる 甲子園デーゲームで初の敗戦

 9回、逆転を許した岩崎(撮影・中田匡峻)
 9回、岩崎は中村晃に逆転適時二塁打で一塁走者の谷川原が生還する(撮影・山口登)
 9回、岩崎は中村晃に逆転適時二塁打を許す(撮影・山口登)
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 「阪神4-6ソフトバンク」(17日、甲子園球場)

 阪神が痛恨の逆転負けを喫し、1試合を残して交流戦の負け越しが決定し、2位・DeNAとのゲーム差は3に縮まった。

 1点リードの九回、1死から岩崎が代打・嶺井の二塁打と四球などで2死一、二塁のピンチを招くと、中村晃に左中間を破られる逆転の2点適時二塁打。5番手・石井も今宮に適時打を許して、勝利まであと1球からの3失点となった。

 先発の大竹は古巣・ソフトバンクに対して6回4安打1失点(自責0)の好投を繰り広げたが、今季7勝目はならず。七回に登板した及川が代打・野村勇に浴びた1点差に詰め寄られる2ランが痛かった。

 打線は二回無死一、三塁で、坂本が1ボールから意表を突くセーフティースクイズで先取点を奪った。坂本は四回1死一、三塁の好機でも三塁線を破る適時二塁打をマーク。その後の2死満塁で近本が右前適時打を放ち、さらに2点を追加し、終始試合を優位に進めていたが、まさかの結末となった。

 阪神は今季の甲子園でのデーゲームで、ここまで10勝1分けの無敗街道を突き進んできたが、初黒星となった。

 15日のオリックス戦では湯浅が1点リードの九回にソロ本塁打2本を浴びて逆転負けを喫して2軍降格。8日の楽天戦でも、1点リードの九回に湯浅が逆転サヨナラ3ランを浴びるなど、終盤で試合をひっくり返されるケースが増えている。

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