阪神先発・富田は「苦しい内容」 新庄ハムは「成長している」藤田平氏が指摘

2回に2点の先制を許してベンチへ引き揚げる富田(撮影・立川洋一郎)
2回、伏見に先制2点打を打たれる富田(撮影・吉澤敬太)
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 「日本ハム4-0阪神」(9日、エスコンフィールド)

 阪神は今季5度目の完封負けで2連敗を喫した。プロ初先発だった新人・富田は3回3失点でプロ初黒星。デイリースポーツ評論家・藤田平氏は、富田について「苦しい内容だった」と指摘。また藤田氏の阪神監督時代、選手としてチームに在籍した新庄剛志監督率いる日本ハムを「成長している」と触れた。

 新人でプロ初先発だった阪神・富田は3回で80球を費やした。ボールにキレがなく、空振りを取れるボールがなかった。球種はあるが、ウイニングショットがない。追い込んでもファウルでカットされて苦しい内容だったと言える。

 1点を追加された三回は5番・松本剛に11球粘られた末に四球を与え2死一、二塁。ここで打席に迎えたマルティネスに対してストライクゾーンに投じた初球のチェンジアップを右翼線への適時二塁打とされた。

 基本的に外国人バッターは初球から振ってくる積極性を持ち合わせたタイプが多い。バッテリーとしてボール球から入るなどの工夫があってよかった。

 一方、日本ハムは昨年から着実に力をつけている印象を受けた。

 新庄監督となり2年目のシーズン。昨年は6位だったが、現在はパ・リーグ4位に位置している。昨季から若手中心の構成で戦い、その選手たちが試合に出られるチャンスを生かそうと、またモノにしようとしながら、成長している姿が印象的だった。

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