阪神・岡田監督 今季5度目の完封負けにイラつく「なんで結果論ばかり話せなアカンねん」「俺、解説者ちゃうで」

試合終了と同時に振り返り笑みを見せて引き揚げる阪神・岡田彰布監督=エスコンフィールドHOKKAIDO(撮影・立川洋一郎)
 6回、ベンチで考え込む岡田監督(右)=撮影・中島達哉
 7回、代打で空振り三振に終わったミエセス(左)と選手交代を告げてベンチへ戻る岡田監督(撮影・立川洋一郎)
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 「日本ハム4-0阪神」(9日、エスコンフィールド)

 阪神は今季5度目の完封負けで連敗を喫し、交流戦通算4勝5敗1分けで借金生活に突入。2位・DeNAに4・5ゲーム差に迫られた。ドラフト6位の富田が3回3失点でプロ初黒星を喫するなど、岡田監督はご立腹だった。試合後の岡田監督の一問一答は以下の通り。

 -富田は球数がかさんでリズムが悪かった。

 「リズムが悪いよなあ。こんな移動日なしのゲームでな。3回で80球やからの。大変や、守ってる方も」

 -ファウルで粘られて決めきれなかった。

 「何をしてんのか分かれへん。三振をとりにいってるのか。でも、三振をとるピッチャーじゃないやんか。打たしての、アウトにするピッチャーやろ。だからあないして球数増えるんやろなあ。間合いも長いしなあ」

 -次の登板はしんどい?

 「そりゃしんどいよ。そんなん当たり前やんか。そんなん。まあこれも9連戦のあれでなったからやろ?結局は。だからほんとやったら、桐敷が普通にな、投げてるとこやから、そらお前しょうがないやん、雨で9連戦なって、まして2回移動のこんな日になあ、テンポの悪いなあ、ピッチングしとったら、そらあかんわなあ。打たれるのはかまへん。抑えろとは言うてない」

 -西純は中継ぎでの登板が続いている。

 「そら中継ぎやからやろ。なんで?」

 -江越のところも2球で追い込んでホームランはもったいない。

 「もったいないっていつもやん、前もあったやん、そんなもったいない言うピッチャーじゃないやんか、中継ぎやってるんやから。そんなん、かいかぶりすぎやろ。先発余ったから中継ぎにしてるんやろ、ああいうことするから中継ぎでずっと投げさせてるわけやんか、そんなん簡単なことやんか、そんなんお前、質問することはないと思うよ。そういうピッチャーやねんからああいう場面で投げさせてるんやんか」

 -ああいう展開になるとなかなか難しい。

 「そら打てん時もあるけど、なんかちょっと振れてないよな。それはこの9連戦というかな、その中の移動のゲームとか、だからいったと思ったのがいけへんのやから。そやろ?昨日も同じ事を誰もきかへんかったけど」

 -前川は試合を重ね内容が上向いている。

 「いやだから、打ってるから3番入れてるやんか。ええやんか、3番入れて打ったら。そういうことやんか」

 -序盤の走塁は積極的なチャレンジ。

 「何をそんな一つ一つ、結果論ばっかり話せなアカンねん、俺が。俺、解説者ちゃうで」

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