セの月間MVPは「現役ドラフト組」阪神大竹、中日細川 ファン胸アツ「予想できた?」「評価爆上がり」「大きな意味」
セ、パ両リーグは8日、5月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表し、セ・リーグ投手部門で阪神・大竹耕太郎投手(27)、同打者部門で中日・細川成也外野手(24)が受賞した。ともに現役ドラフト出身選手の受賞となり、ツイッターでは「現役ドラフト」がトレンド入り。「誰が予想できた?」と驚きの声が上がっている。
大竹は4試合に先発し、3勝0敗、月間防御率0・33と抜群の安定感を見せた。細川は打率・360、5本塁打、17打点をマークした。大竹は成功の要因として「ホークスだと150キロ以上が投げられて当たり前みたいな、そこがボーダーラインみたいなところがあったので、力んで速い球を投げなければならないと、スピードガンとの勝負になってしまっていた」と激白。阪神は投手陣に制球力を求めており、新天地のチーム方針と自身のスタイルが合致したと分析した。
ツイッターでは現役ドラフトの制度に賛辞が相次ぎ「評価爆上がり」「大成功になったね」「今度に向けても大きな意味がある」。シーズンオフへ大竹&細川の活躍は制度の活性化と選手たちの新たなモチベーションへ価値ある成功例となりそうだ。