阪神 打線変更的中の岡田監督は上機嫌「前川の3番は俺が進言したけどな」ミエセスも評価「何考えてるかわからんわ」一問一答

 西勇(中央左)と並んでナインを迎える岡田監督(同右)=撮影・西岡正
 3回、佐藤輝の先制三塁打に拍手する岡田監督(撮影・西岡正)
 3回、佐藤輝の先制三塁打で生還した前川(右)を迎える岡田監督(撮影・西岡正)
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 「楽天3-11阪神」(7日、楽天モバイルパーク)

 阪神は14安打11得点の猛打で快勝。今季最多タイの貯金18とした。

 この日は不振が続くノイジーをスタメンから外し、高卒2年目の前川を「3番・DH」に起用。その前川は2安打と活躍した。7番・ミエセス、8番・小幡の起用も当たり、打線の大幅な組み替えが奏功した。

 先発の西勇は六回途中にマウンドでバランスを崩して降板したが、2失点で3勝目を飾った。

 試合後、岡田監督の主な一問一答は以下。

  ◇  ◇

-きょうスタメンで使った選手がみんな打ちましたね

 「おう、打ったなあ。見事的中したなあ。全部俺がやってんやけどな。違うけど(笑)。ある程度順番は。前川の3番は俺が進言したけどな。うーん」

-3番というのは経験という意味で

 「いやいや、きのうヒット1本出て、(気持ちが)楽になっとるしなあ。おーん。だいぶええ感じになってきとったから」

-3番で結果を残すあたりは

 「だから、まあ8、9も左でなあ。まあ普通だったら、そんなに左を並べへんけど。むこうは松井一人やろ。中継ぎもなな(いない)だから、うしろはクローザーだけやから。左を並べてもワンポイントなんか絶対けえへんで。けえへんもクソも、いてないんやからなあ。左が、中継ぎが。だからもう、全部左を並べよう言うて」

-捕手の打順を9番から6番にしたのは

 「おーん。梅野はだいぶバッティングの調子がようなってきたから。おーん。だから、前はなあ、木浪のときも8番左でなあ、1、2(番)左で、なんかあったときに梅野にバント言うとったけど。もうバントせんでええやんか。おーん。だから、どっちか言うたらお前、ポイントゲッターでなあ。それで6番入れたんや。ミエちゃんより先に」

-佐藤も2本の三塁打

 「あそこな。今日1日、ここだけでええぞ言うたんやけどな。ほんまにそのとおりな。あの1本でだいたい、ヒット1本ぐらいしか出えへんねんから1試合で。ええとこで出る方がええやろ」

-1本でいいと佐藤に伝えたのか

 「違う違う、そんなん伝えへんけど、ベンチで言うとったんや。打つんやったらここの1本でええわいうて」

-小幡のセーフティースクイズも成功

 「もうな、だから、2点な。ホームラン、ホームランで2点な返されて嫌な感じやったからやっぱりもう1点欲しかった。左でなかなか難しいけど小幡な、ちゃんとやったよな」

-9回にも5点

 「いや、湯浅のつもりやったんよ。湯浅から加治屋になって、それで西純になったんや。そんな、あんだけ点差開いたらな」

-西勇はアクシデントがあった。

 「足ちょっとひねったみたい、前もなんか一回あったみたいやけどなあ。及川は次から行こかなあ思たから。まあ、ちょっと前倒しなったけどなあ。左があんだけ8人もおるから、左はいきたかったけどなあ」

-西勇は大ごとではない

 「ああまあ、大丈夫最後普通にできとったから、足首前も何かやった言うとったけど、そんな大したことはのお、なあ、あの展開で無理さす必要もないし」

-ミエセスも打った。

 「打ちよったなあ、あいつなあ。使わなあかんあんな打ったら、しゃーない。やっぱりあいつは代打はあかんな。ずっと言うてたんよ、この間の満塁でもなあ、何か集中力がないというかボケーッとしとんな代打いった時、だから4打席ある方が何か試合に入っていけるかもわからんなあ」

-良い場面で打つ

 「ボール振らんやろあいつなあ。ほんまに。取る時の映像はボールばっか振っとったけどなあ。ボール振らんからなあ。フォアボールも選ぶなあ」

-ミーティングの内容をしっかり学んでいる

 「分からんわ、それは。何考えてるか分からへんわ、あいつは。でもちゃんとな、野球を覚えようというか、そういうのは見えるからな。研究してるまではいかんかもやけど、でもやっぱり、みんなのスイングとか配球とか見て学んでるから、あないして見送れると思うよ」

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