阪神・西純矢の素顔「純矢は打てるんで(笑)」同期・井上に打撃のアドバイス

 「巨人1-4阪神」(13日、東京ドーム)

 阪神の先発・西純矢投手(21)が粘りの投球でチームを連勝に導いた。6回1失点で今季初勝利をマークした若き高卒右腕と同期入団・井上広大外野手(21)の微笑ましい関係性をデイリースポーツの担当記者が明かす。

  ◇  ◇

 西純は打撃の師匠!?同期入団のドラ1&ドラ2コンビである井上が明かす。

 「打てない日が続いた時に純矢から声かけくれて、『こうやったら良いやん』とか言ってくれる。気持ちが楽になりますし、それで吹っ切れて打てることもあります(笑)」

 1年目から苦楽をともにし、日頃から仲の良い2人。春季キャンプ中には、井上が西純を素振りに誘うこともあった。投球について助言を送ることもあるというが、「僕は打たれた結果論しか分からないので、そういうことしか言えないですけど…。純矢は打てるんで(笑)」と笑う。

 現在は右腕と同じ舞台を目指して奮闘中。「試合もよく見てくれて『ここ、こうやったな』とか言ってくれるので頼りになります」。今季初勝利を挙げた未来のエースは、同期にとっても希望の光だ。(デイリースポーツ阪神担当・間宮涼)

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