阪神・ミエセス 聖地“予習済”フリー打撃で柵越え10本!浜風問題ナシ

 半袖のままウオーミングアップしていたがあまりの寒さにウオーミングアップの途中で上着を着込むミエセス(撮影・立川洋一郎)
 一人だけ半袖で、寒さに震えるミエセス(手前)(撮影・高部洋祐)
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 いかつい風貌にそぐわない勤勉さを併せ持つ。阪神の新助っ人・ヨハン・ミエセス外野手(27)=前レッドソックス傘下3A=が2日、ホームグラウンドとなる甲子園球場の形状を“予習”していたことを明かした。

 「各球場で大きさも違うと思いますし、ここは広いと聞きます」。両翼95メートル、中堅118メートルと、この数字だけ見れば通常規格程度。ただ、左右中間が大きく膨らんでいるため、本塁打が出にくい球場とされている。「良い球場だな」と好印象を抱くも、打者泣かせとなる一面を持つことは把握済みだった。

 ただ、巨漢ドミニカンのパワーを持ってすれば心配無用。この日のフリー打撃では48スイング中10本の柵越え。左翼方向に8本と上空に吹いていた浜風も利用。一方、右翼方向にも1本放り込み、逆風もものともしない怪力を見せつけた。

 「(左右中間が)深いとか広いとは思わなかった」と事前に得ていた負の情報を一蹴。「やっている分には良い球場に変わりない」と笑い飛ばした。

 「騒いでいただいて、その中で野球をやるのが一番楽しい。早くみんなに来ていただきたい」と満員の虎党の前でのプレーを待ちわびたミエセス。聖地の視線を一身に集めるイメージはできている。

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