阪神ドラ1森下 OP戦で初弾や 「長い目で見て」結果残す!ライナー性の打球意識
「阪神春季キャンプ」(24日、宜野座)
一足早い“一本締め”で沖縄を去る。阪神のドラフト1位・森下翔太外野手(22)=中大=が、今キャンプ中に行われるオープン戦でプロ初本塁打を放つことを決意した。
「打てれば最高の結果だと思う。狙いはしないですけど、しっかり角度を付けてボールを飛ばしたい」。フリー打撃では41スイング中2本の柵越え。“プロ初アーチ”に思いをはせながらもライナー性の打球を意識し、鋭い打球を飛ばした。
「高い弾道じゃなく、ライナー性の打球を左中間、右中間に飛ばすのを意識している」と浮ついた色気は排する。それでも、本塁打を欲望するのがスラッガーの性(さが)。「風にも乗ってくれれば最高かなと思います」と大振りに頼らずとも、南国の風の力を味方に付け、特大の放物線を描くことを誓った。
ここまでは対外試合4試合に出場し、11打数4安打2打点、打率・364と好調だ。「長い目で見て結果を残していきたい」。“一発屋”では開幕スタメンは勝ち取れない。コンスタントに快音を鳴らし、指揮官のハートを刺激していく。