「阪神紅白戦、白組３－６紅組」（１２日、宜野座村野球場）

　ドラフト６位・富田蓮投手（２１）＝三菱自動車岡崎＝がプロ入り後初の実戦登板に臨み、１回１安打無失点。ルーキーながら落ち着いたマウンドさばきで上々のデビューを飾った。

　紅組の５番手で九回に登板。先頭・遠藤は初球直球で左邪飛に仕留めた。続く同期入団の同５位・戸井（天理）には外角直球を捉えられてプロ初安打を献上したものの、続く熊谷は三邪飛に。最後は高浜を三ゴロに仕留めた。

　即戦力として期待される左腕。阪神では西純、及川らと同学年となる。エース・青柳から背番号「５０」を受け継いだ。

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　富田　蓮（とみだ・れん）２００１年９月６日生まれ、２１歳。岐阜県出身。１７４センチ、７８キロ。左投げ左打ち。投手。大垣商、三菱自動車岡崎を経て２２年度ドラフト６位で阪神入団。大垣商では１年秋からベンチ入り。三菱自動車岡崎入社後、侍ジャパンのＵ－２３代表に選出。球種はカーブ、スライダー、チェンジアップ、フォーク。