阪神・佐藤輝「スーパースター」にオレもなる “柳田塾”入門!力強いスイング学んだ

 阪神・佐藤輝明内野手(23)が19日、広島県呉市でソフトバンク・柳田、日本ハム・清宮、ロッテ・安田らと行う合同自主トレを公開した。以前から「雲の上の存在」と形容するほど憧れの存在だった柳田の打撃をくまなくチェックし、改めてスイングの力強さの重要性を実感。“柳田塾”で打撃技術を高め、先輩に負けない「スーパースター」になる。

 アマチュア時代から憧れてきたスラッガーへの弟子入りが実現した。佐藤輝が18~20日の3日間限定で柳田らとの合同自主トレに参加。「いろいろ学んで帰りたいと思います」と瞳を輝かせ、打撃練習では鋭い打球を放つ柳田のスイングをじっと見つめた。

 「(柳田は)やっぱりスイングが強い。しっかり振るのが、大事なんだなというのは僕も思いましたね」

 佐藤輝も柳田と同じ187センチで左打者という共通点がある。体の使い方を参考にするために、これまでも打撃フォームを研究していたと明かし「すごくバッティングの動画とかを見ていましたし、目標ですね」。理想型を思い描きながら、自身も鍛錬を重ねている。

 今回の合同自主トレの実現には佐藤輝が慕う“超人”の力添えもあった。昨季限りで引退した元阪神の糸井氏が両者のパイプ役となり、柳田から「一緒に練習するか」と声をかけられたという。球界を代表するアーチストと練習できる貴重な機会。必ず進化のきっかけをつかみたい。

 ルーキーイヤーから常々、「柳田」の名前を口にしていた。通算打率・315、238本塁打と現役選手の中で圧倒的な数字を残す先輩を「スーパースター」と形容している。「誰もが認めるスーパースターじゃないですか。みんな勉強するために来ていると思うし、僕もそういう気持ちです」。強い思いを秘めながら、この日も打撃練習や三塁でのノックなどで約4時間、汗を流した。

 柳田だけではなく、日本ハム・清宮やロッテ・安田ら年齢の近い左の強打者たちも勢ぞろいしている。他球団の選手と意見交換ができるのも、合同自主トレの醍醐味(だいごみ)。充実の時間になることは間違いない。

 走攻守全てでトップレベルの柳田は、自身の目指すべき最終形態だ。「(走攻守)全部できるところはすごいなと思うので、僕もなりたいですね」。球界の誰もが認めるスーパースターに自分もなる-。思いを現実に変えるために、最高の環境で己を鍛え抜く。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス