阪神2軍春季C準備万全!具志川野球場“甲子園仕様”に 24日阪神園芸スタッフが最終調整

 具志川野球場・メイングラウンド全景(撮影・高部洋祐)
 建設中のブルペン(投手側)撮影・高部洋祐
 具志川ドーム外観(撮影・高部洋祐)
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 阪神が今年から2軍の春季キャンプ地として使用する、沖縄・うるま市具志川野球場の施設管理担当者が16日までに報道陣の取材に対応。改修具合などについて説明した。阪神園芸が手がけた新設のブルペンが完成し、グラウンドも“甲子園仕様”に変更。社会人チームとの練習試合も有観客で予定されており、収容人数については今後検討するという。

 虎弟の迎え入れ準備は万全さ~!!球団にとって念願だった1、2軍沖縄キャンプを実現させてくれた具志川野球場。2月の“本番”に向けて改修が進んでおり、24日に阪神園芸のスタッフが現地入りして最終調整を行う。

 球場を訪れてまず目に飛び込むのが、駐車場入り口にある、元は緑地帯だった場所に新設されたブルペン4レーン。改修は数年がかりで計画されており、来年以降に屋根が建設されるため、現状見た目は野っ原の“青空ブルペン”となっている。2月1日までにはテントが設営され、天候に左右されることなく投手陣は投げ込み可能となる。

 グラウンドに関しては、外野の芝生を3メートル後退させる工事が完了。内野の土の面積が広がり、甲子園と同じサイズになった。オーバーフェンスする打球への安全対策で、キャンプ中は右中間の後方にある公園への立ち入りを、一部規制する予定となっている。

 室内練習場としては、隣接の「具志川ドーム」が使用される。基本的にファンは立ち入り禁止だが、1階の大きなガラス窓を一部開放予定だといい、雨天時でも選手を間近に見ることができる。

 2月23日には社会人チームとの練習試合が組まれており、バックネット裏の客席と三塁側芝生エリアが、ファンの観戦スペースになる見込み。ただ、内野フェンスは170センチ程度で低めとあって、ファウルボールの行方にはくれぐれも注意が必要となる。

 同球場は昨年まで2年間、楽天が2軍キャンプで使用。コロナ対策の人数制限もあって、来場者数は400人(22年)にとどまった。今年は感染状況をみながら収容人数を決めるというが、1カ月間で2~3000人の来場を見込んでいる。

 球場周辺には屋台やキッチンカーが出店準備を進めており、全国から足を運ぶ虎党をおもてなし。“沖縄の味”を味わいながら、若虎の成長を見届け、具志川で虎談議に花を咲かせよう。

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