阪神・原口 「若林忠志賞」受賞もっと活躍届ける「やっぱりスタメンを」

 阪神の原口文仁内野手(30)が2022年度の「若林忠志賞」を受賞し、14日に甲子園で表彰式が行われた。継続的に社会貢献活動やファンサービスに取り組んだ選手に贈られる同賞。多くの人に勇姿を届けるため、さらなる活躍を誓った。

 「僕の活躍が子どもたちだったり、ご家族の励みに少しでもなっているとすれば、今後も長く現役生活を続けられるように、しっかり鍛えて、いい成績を残せるように頑張ります」

 18年に大腸がんを発症した原口。翌年の19年から「がんの早期発見・早期治療」を広く伝える啓発活動に取り組んだ。また、神戸市内にある小児がん患者らの医療施設「チャイルド・ケモ・ハウス」に寄付を開始。その後も、継続して活動を行っていた。

 表彰式後には、「チャイルド・ケモ・ハウス」への贈呈式を行い、今季のレギュラーシーズンの安打と打点数に応じた金額33万円(23安打、10打点×各1万円)の寄付も実施。「シーズン終わった時にまだまだだなと自分でも思う。やっぱりスタメンの機会をつくってそこで活躍するのが一番」と意気込んだ。

 14年目となる来季。「いい状態でキャンプに臨めるように、いいオフを過ごして、いい準備をして」と力を込めた。万全の準備で、勝負の1年に挑む。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス