阪神・青柳 思い入れある背番号「17」に 岩貞の「14」変更受け「今しかない」
阪神は5日、青柳晃洋投手(28)の来季の背番号を「17」に変更することを発表した。今季まで「17」を背負い、来季は「14」に変わる先輩左腕・岩貞の意思を受け継ぎ、来季もエースとしてチームをけん引する。
入団から今季までの7年間背負った背番号「50」に別れを告げた。「サダさん(岩貞)が14番になるタイミングで、僕がつけるとしたら今しかないと思って」と「17」を背負ってきた岩貞の背番号変更に伴い、球団からの提案を承諾。岩貞が9年間着用してきた重みを理解しており、「岩貞さんみたいな後輩思いの先輩になれるよう、恥じないように頑張りたい」と決意した。
小学5年で野球を始め、初めて背負った背番号が「17」。帝京大時代の4年間も背負い、アマチュア時代の思い出が宿る数字だ。
「本当に自分の思い入れが一番で、憧れがあった。頑張らなきゃいけないという気持ちになります」。来季は背番号「17」が、甲子園のマウンドで仁王立ちする。