阪神・伊藤将司投手（２６）が１日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、３６００万増の８０００万円でサインした（金額は推定）。

　新型コロナウイルス感染での離脱こそあったが、２０試合に登板し、９勝５敗、防御率２・６３という結果を残した。リーグ最多の６完投をマークするなど、先発投手の役割を十分に果たした。

　「防御率だったり、完投…そこはしっかり評価してくれました。去年より完投数も多くなって、そういうところはよかった。ただ、２桁（勝利）と規定（投球回）は達成できていないので、今年は悔しいシーズンでした」

　裏地に眼鏡のデザインがあるおしゃれスーツを着用した伊藤将は、「眼鏡が好きなので、眼鏡を入れさせていただきました」とこだわりを明かした。来季の目標には、２桁勝利＆規定投球回数到達を掲げた左腕。「チーム一丸となって“アレ”を目指して頑張ります」と力強く約束した。