阪神 有原航平獲得へ 先発補強に30歳メジャー右腕を調査 早大先輩・岡田監督が直接出馬も

 日本ハム時代の有原
 レンジャーズ時代の有原=アナハイム(AP=共同)
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 阪神が米大リーグ・レンジャーズ傘下3Aラウンドロックに所属する有原航平投手(30)の獲得へ向けて調査を進めていることが14日、明らかになった。すでに日本でも複数球団が調査しているとみられるが、来季監督就任が内定している岡田彰布氏(64)を後押しするために、実績豊富な右腕を獲得して先発陣の強化を目指す。

 阪神にとって有原は昔からの“恋人”だった。2014年のドラフト会議前日。当時、早大のエースだった右腕の1位指名を決定した。だが、日本ハム、広島、DeNAと4球団競合の末、当時の和田監督がクジを外して交渉権を逃していた。

 あれから8年。今回はローテの柱として獲得を目指し、調査を進めている。

 阪神の先発陣は青柳、伊藤将の左右二枚看板が安定している。だが、FA権を再取得した西勇の去就は微妙で、藤浪は今オフにポスティングシステムを使用して大リーグ移籍を目指す可能性がある。

 西純、才木、森木ら伸び盛りの若手は多いが、来季以降は未知数な部分も多い。有原には先発陣を強固にするだけではなく、若手に経験値を還元する役割も期待される。

 有原は15年に日本ハムへ入団し、1年目から8勝を挙げて新人王を受賞。2年目の16年は自身初の2桁勝利となる11勝でリーグ優勝に貢献した。

 3年目の17年は自身初の開幕投手を任され、19年は15勝を挙げて最多勝。20年オフにポスティングシステムを利用して米大リーグ挑戦を表明し、同年12月にレンジャーズと2年総額620万ドルで契約を結んだ。

 米国では負傷に泣いた。21年は4月14日・レイズ戦でのメジャー初勝利から自身2連勝後、5月9日に故障者リスト入り。同月末に右肩の動脈瘤(りゅう)の手術を受けた。投球に支障のある個所ではなかったため、9月にはメジャー復帰を果たしたが、白星は挙げられなかった。

 今季は春季キャンプに招待選手として参加し、開幕前にマイナーに降格した。8月16日・アスレチックス戦で355日ぶりのメジャー登板。同21日・ツインズ戦では先発で6回0/3を4安打無失点で489日ぶりのメジャーでの勝利を手にした。ただ、その後は結果を残せずに3Aに降格し、そのままシーズンを終えた。

 レンジャーズはポストシーズン進出を逃し、6日に全日程を終了。有原は2年契約の2年目を終えたため、これから今後について考えていくとみられる。

 米国での2年間は不本意な成績だったが、まだ30歳。直球に多彩な変化球を交える投球術は健在だ。すでに日本でも複数の球団が調査を進めているとみられる。

 阪神の来季監督に内定している岡田氏は、有原にとって早大の大先輩。今後の状況次第では、直接交渉に乗り出す可能性もありそうだ。

 ◆有原航平(ありはら・こうへい)1992年8月11日生まれ、30歳。広島県出身。188センチ、95キロ。右投げ右打ち。投手。広陵から早大を経て、2014年度ドラフト1位で日本ハム入団。プロ1年目の15年5月15日・オリックス戦(札幌ドーム)で初登板初先発初勝利。同年新人王。19年は15勝(8敗)を挙げて最多勝を獲得。20年12月にポスティングシステムを利用して米球団・レンジャーズ移籍。21年4月3日・ロイヤルズ戦でメジャーデビュー。

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