阪神・矢野監督【一問一答】「いろんなことはこの1試合だけでも経験させてもらえた」
「セCSファイナルS・第3戦、ヤクルト6-3阪神」(14日、神宮球場)
矢野阪神の戦いが終わりを告げた。守備に乱れが出て、痛恨の逆転負け。1勝のアドバンテージがあるヤクルトに0勝4敗でCSファイナルS敗退が決まった。今季限りでの退任を表明していた矢野監督は試合後、「いろんなことは、この1試合だけでも経験させてもらえたかな」と自身のラストゲームを振り返った。以下一問一答。
◇ ◇
-選手は一生懸命、最後までプレーした。
「もちろん、勝てるチャンスがあっただけに悔しいし、野球の難しさとね、いろんなことは、この1試合だけでも経験させてもらえたかなと思うけど」
-青柳は好投して、4番の大山も打った。
「ヤギは本当に丁寧にいきながら気持ちも前に出していくような投球を出してくれたし、ヤギの責任っていうのは十二分に果たしてくれたしね。シーズンの中でもタイトルを取ることもそうやし、この1試合にかけるものもそうやし、素晴らしい投球をしてくれました」
-七回はエラーが出た。
「ぎりぎりのプレーやったと思うからね。あれをアウトにするチームになっていかないとダメだし、あれでいいとは思えないんで、みんながしっかり受け止めながら、1人1人成長していくしかないと思います」
-ファーストSで苦しんでた大山が4番の働きをした。
「また明日かどこかでしゃべるところもあるだろうし、あんまり今日しゃべってもあれやろうし。よくやってくれたと思う」
-今、終わった率直な気持ちは。
「いや、もう感謝しかないよね。俺が退任することはもちろんファンの人もキャンプの時に伝えてるからもちろん知ってるわけで、それでもああやって、送り出してもらえるっていうとなんだけど、最後ああやって声援してもらえるのはあれやし、この選手たちとやれたこともそうやし、感謝しかないね」
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