「ウエスタン、広島２－６阪神」（３０日、由宇球場）

　阪神２軍が２年連続１８度目のウエスタン優勝を果たした。

　１２時３０分から行われたデーゲームの広島戦（由宇）に勝利し、優勝マジックが「１」に。２位・ソフトバンクが１８時から行われた中日戦に５－７で敗れたため、ウエスタン連覇が決定した。

　４月中旬はチーム内に新型コロナウイルス感染が拡大したため人員不足に。一時は野手９人での戦いが強いられ、最下位に沈んだ。

　それでも、平田２軍監督は若手の育成という軸をぶらさずに奮闘。現在は１軍で頭角を現し始めた高寺などが台頭する中で勝利を重ね、栄光をつかんだ。

　これで８日からイースタン王者・楽天と対戦するファーム日本選手権への出場権を獲得。２００２年、０３年以来、１９年ぶりとなる２年連続の日本一を目指す。