阪神・藤浪は6回3失点で自身3連勝ならず 六回は痛恨の暴投で追加点許して天を仰ぐ

 6回、自身のワイルドピッチで 丸の生還を許し、悔しがる藤浪(撮影・飯室逸平)
 6回、藤浪の投球が大きく逸れ梅野は捕球出来ず、巨人に3点目を献上する(撮影・飯室逸平)
 6回、暴投で三走・丸の生還を許す藤浪(撮影・北村雅宏)
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 「阪神-巨人」(3日、甲子園球場)

 阪神の先発・藤浪は6回5安打3失点で降板。自身3連勝を逃した。

 甲子園での先発は4月8日・広島戦以来。立ち上がりは完璧だった。初回1死からはポランコを150キロのスプリットで空振り三振。続く丸も外角低目へのスプリットで空振り三振に仕留めた。

 二回は1死から岡本和への5球目にこの試合、最速となる158キロを計測。その後も危なげなく3人で片付けた。

 三回は先頭・吉川の一塁内野安打をきっかけに2死二塁とし、坂本に右前へ先制適時打を許した。

 打線は四回に近本のソロで同点に追い付く。しかし、五回無死で近本が吉川の飛球の目測を誤って三塁打となり、藤浪が大城に勝ち越し打を許した。

 1-2の六回1死一、三塁では、若林への3球目の変化球がすっぽ抜けてしまう。梅野がジャンプしても届かない暴投となり、三走の生還を許した。

 ベースカバーに入った藤浪はセーフと判定されると、ボールを持った右手で右太もも付近をたたき、表情をゆがめて天を仰いだ。その後は後続を断ったが、ベンチに戻る際には悔しそうな表情を見せた。

 藤浪は8月6日・広島戦から先発として1軍に再昇格以降、この試合まで4試合に登板し、2勝1敗、防御率1・65。27回1/3を投げて20安打、29奪三振と内容も良く、5四死球(四球3、死球2)と制球も安定していた。

 再昇格以降、この試合まで4試合に登板して全て2失点以下だったが、初めて3失点した試合となった。

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