CS争う広島に連勝の阪神・矢野監督、接戦制し「ドキドキしながら見てた。よく粘ってくれた」

 広島に勝利し、大山(左から3人目)ら阪神ナインは笑顔でタッチする(撮影・山口登)
 梅野(左)とケラーは抱き合って喜ぶ(撮影・山口登)
 5回、矢野監督は大山の適時打で生還した佐藤輝を迎える(撮影・山口登)
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 「阪神6-5広島」(31日、甲子園球場)

 3位・阪神が逆転で接戦を制し、連勝で3カードぶりに勝ち越しを決めた。CS圏内を争う広島とのゲーム差は3・5に広げた。

 2度試合をひっくり返しての勝利に、試合後、矢野監督は「もちろん毎日絶対勝ちたいですけど、今日もそういう思いで戦っていたんで、ドキドキしながら見ていましたけど、よく粘ってくれました。簡単なことじゃないけど、どんなスポーツでも流れはある。シーソーになったけど、最後にみんなで流れを持ってこれたというのは、全員が絡んだ試合ができたと思います」と、うなずいた。

 残りは20試合。「残り試合も本当に少なくなっていますし、一つでも勝って上に行くために戦っているんで。もうほんとに毎日必死で戦うだけですけど、その中でも今日みたいに全員で戦うっていう野球をみなさんに見せたいですし、やっぱり諦めない、そういう野球を明日も続けていきます」と、見据えた。

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