阪神・井上ヘッド「苦肉の策」 右翼・大山&二塁・佐藤のシフトを説明、スタメン二塁は「ない」
「中日5-2阪神」(26日、バンテリンドーム)
阪神の井上一樹ヘッドコーチは試合後、大山悠輔内野手の右翼でのスタメン起用と、佐藤輝明内野手を試合途中からプロ初の二塁を守らせた意図について言及した。
「それはなんとかしようという執念を見せる。もちろん慣れてないポジションをやらせるっていうのは、『おいおいなんでやらせてるねん』ってなるかも知れない。でもそうじゃなくて、点を取るためには、例えば輝明(佐藤)のセカンドとかは途中からピッチャーをどこに入れるとかの絡みがあるから、適当にやってるんじゃなくて、苦肉の策というところでもある。どうすれば最善かを考えてあそこにいる。今日は陽川を使いたかったから、じゃあジュニア(ロハス)のライトより悠輔(大山)の方がいいという結論でそこを守らせた」
今後、佐藤輝の二塁でのスタメン起用については「それはよっぽどのことがないとそれはない。それはないよ。スタメンで二塁はないけど、ビハインドの展開でうちが攻撃で点を取らないといけない場面に遭遇したら、ああいうことも考えられる。四の五の言うようなことではない」と説明した。