阪神が連敗脱出 先発西純が今季4度目の連敗ストップで5勝目 打ってもプロ初マルチで打率3割に
「阪神5-0DeNA」(25日、京セラドーム大阪)
阪神は投打がかみ合い、連敗を2でストップさせた。
まずは初回、DeNA先発のロメロを攻めた。2本の安打と四球などで2死満塁を作ると6番・ロハスが、四球を選んで押し出しで先制。20イニングぶりの得点で試合の主導権を握った。
1点リードの三回には、先頭の近本が左前打で出塁。1死後、5番・大山の左中間適時二塁打で一走・近本が一気に本塁を駆け抜けた。京セラドームでの主催試合では、3月25日の開幕戦での佐藤輝以来、71イニングぶりの適時打となった。
なお2死三塁では、糸原が右前適時打で加点。8番・西純はプロ初のマルチ安打となる2本目のヒットで2死一、二塁と好機を拡大した。続く坂本の三塁正面へのゴロを宮崎がトンネル。その間に二走・糸原が生還し、4-0とリードを広げた。
投げては先発の西純が好投した。6回を4安打無失点。立ち上がりから粘り強さを見せつけた。初回1死一、二塁のピンチを背負ったが、牧を一邪飛に抑えると、続く宮崎は三ゴロに打ち取って無失点。三回にも2死から二塁打と四球で一、二塁としたが、牧を空振り三振に。この回以降も要所を押さえて得点を許さず、5勝目をあげた。西純の今季連敗ストップは4度目となった。