阪神が連敗8で止める 打線爆発で23年ぶり汚名は回避、巨人と並んで4位タイ浮上

 4回、左越えにソロを放ち、ベンチ前でナインに出迎えられる原口(撮影・佐々木彰尚)
 4回、ソロを放った原口を迎える西純(撮影・堀内翔)
 8回、中野は右中間に適時二塁打を放つ(撮影・佐々木彰尚)
3枚

 「ヤクルト2-10阪神」(18日、神宮球場)

 阪神は7月13日・巨人戦(甲子園)以来の2桁得点と打線が爆発し、7日・広島戦(マツダ)以来の勝利で連敗を8で止めた。1999年以来となる1シーズン2度の9連敗は回避した。

 一発攻勢で先発の西純を援護した。三回2死一、二塁で3番・ロハスが右翼ポール付近へ特大の8号3ランを放ち、先制に成功。ヤクルト・高津監督からリクエストの要求があったが、リプレー検証の結果も判定は覆らなかった。

 四回には5番・原口の左越えソロで加点。2020年10月22日・広島戦(甲子園)以来、665日ぶりの一発でリードを4点に広げた。

 2点差に追い上げられていた七回は打線がつながった。3番手・今野に打者一巡の猛攻を浴びせ、5点を奪った。2死無走者から坂本、中野の連打で一、三塁とし、島田が左前適時打。ロハスが四球を選び、満塁から4番・佐藤輝が右前に2点適時打。原口は四球で再び満塁とし、代打・陽川の左前適時打でさらに2点を加えた。

 八回にも1死一塁から中野の右中間への適時二塁打で加点。中野は新型コロナ感染で戦列を離脱していたが、この日から「1番・遊撃」で復帰。いきなり2安打1打点1盗塁で連敗脱出に貢献した。

 6月26日・中日戦(甲子園)以来の1軍マウンドに臨んだ先発の西純は5回を6安打2失点と力投。6月1日・西武戦(甲子園)以来となる今季4勝目を挙げた。六回以降は救援陣がヤクルト打線の反撃を許さなかった。

 巨人がDeNAに敗れたことで、同率の4位タイに浮上した。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス