阪神・藤原オーナー 新監督に求めるのは生え抜き選手の育成力 矢野監督後任に初言及

 DeNAに勝利し喜ぶ岩崎(左端)ら阪神ナイン(撮影・山口登)
 試合を観戦する阪神・藤原崇起オーナー=甲子園(撮影・山口登)
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 阪神の藤原崇起オーナー(70)が24日、前半戦総括の場で、今季での退任が決まっている矢野監督の後任について初めて言及した。

 次期監督の選任作業の進展状況については「ペナントレースの最中でもありますし、申し訳ないですけど今のところは」と濁したオーナー。後任に求める面を問われるとまず、大山、近本、佐藤輝といったドラフト1位選手が主軸として活躍している現状を受け、今後も生え抜き選手の育成に力を入れていく方針を強調する。

 「チームがどういうふうになっていくのか。腰を据えて(指名選手を)選んで、腰を据えて育成して、そして活躍してもらう。それが一番いい方法かなという気はします」。2軍キャンプの沖縄移転、尼崎への2軍拠点移転の話を交えながら「もっと常勝集団、常勝球団、こういうことを目指す」と力説し、次期監督にも、その方針を踏襲してもらう考えを示した。

 開幕から歴史的な連敗を重ねながらも、逆襲に転じた要因のひとつに「ああいう中でも、たくさん応援に来ていただいたファンの皆さんに、何よりも感謝を申し上げたい。選手たちも、そういう後押し、応援が力になった」と虎党の存在を挙げたオーナー。「また一発目がヤクルトさん。今度は気合が入っていますよ(笑)。上へ上へです!!それを私もファンの皆さんと同様に期待しております」と、後半戦スタートとなる首位・ヤクルトとの対戦で、一気に弾みがつくことを期待した。

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