阪神・マルテ途中交代 復帰即連続適時打も故障箇所に不安 矢野監督「使うことできない」

 4回、遊ゴロを打ち、一塁までゆっくり走るマルテ(撮影・高部洋祐)
2回、左前に適時打を放つマルテ(撮影・高部洋祐)
2回、左前へ適時打を放つ阪神 ジェフリー・マルテ=甲子園(撮影・田中太一)
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 「阪神13-0巨人」(13日、甲子園球場)

 打撃ではチームのアクシデントを救った阪神・マルテだが、故障箇所に不安を残す形で、五回の守備からベンチへ退いた。特例2022で抹消された大山に代わって「5番・一塁」でスタメン出場。右足コンディション不良から偶然にもこの日、1軍昇格した“助っ人”が復帰1打席目から期待に応える。

 1点を先制し、なおも1死一、三塁の好機で5月25日以来となる1軍の打席へ。強烈な打球で右前へ適時打をいきなり放つ。二回2死三塁の場面では左前へ運び、2打席連続の適時打。頼もしい男が帰ってきたと思わせたが…。

 四回の第3打席で遊ゴロを放つと、一塁に全力疾走ができない。一塁守備でも打球を追えない場面があったマルテは、そのまま交代に。試合後に矢野監督は「よお分からん俺も。本人の状態なのか…」と話し、「しっかり守ることも必要だし、最低限走るってこともできないと、試合の中で使うってことはできないかなという判断で代えました」と交代理由を明かした。

 来日4年目のマルテは、これまでも脚部不安を発症。今回の昇格前には井上ヘッドは「また(足を)やりましたとなると、アイツの野球人生が終わってしまう」と話していた。再び“ラパンパラポーズ”を披露する日は来るのか。大いに不安を残す交代となった。

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