阪神 近本がセ歴代6位に並ぶ27試合連続安打 五回の好機は根尾の前に凡退

 4回、27試合連続安打となる中前打を放つ近本(撮影・飯室逸平)
 5回、近本は三ゴロに倒れる(撮影・山口登)
 8回、近本は盗塁を狙うもアウトになる(撮影・山口登)
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 「中日3-1阪神」(1日、バンテリンドーム)

 記録が止まる気配がない。阪神・近本が四回に中前打を放ち、27試合連続安打をマークした。これでセ・リーグ歴代6位タイ。球団では1999年・大豊泰昭の26試合を抜いて単独3位に躍り出た。

 1点を追う四回、無死一塁の場面。変則左腕の福から、お手本のようなセンター返し。この日もHランプをともし、マートンが持つ球団記録の30試合、さらに高橋慶彦が持つNPB記録の33試合を視界に捉えた。八回は遊撃への内野安打でマルチ安打をマークした。

 ただ、1点を追う五回は悔やまれる打席だった。2死一、二塁の場面でマウンドに上がった根尾との対戦。内寄り高めのボールに中途半端なスイングで三ゴロに倒れ、今季途中から投手転向した右腕にプロ初ホールドを献上。チームは4連敗で最下位の中日に1ゲーム差と迫られた。

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