阪神・島田が今季2度目猛打賞「将司に申し訳ないことを…」初回痛恨エラー取り返した

 3回、左前打を放つ島田(撮影・飯室逸平)
 1回、福田の打球を捕り損ねる島田
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 「オリックス2-3阪神」(11日、京セラドーム大阪)

 素直には喜べない。阪神・島田が好投手・山本由伸から放った2本を含む3安打猛打賞。それでも口をついたのは反省の言葉だ。「(先発の伊藤)将司に本当、申し訳ないことをしてしまった」。相手の先制点につながった自身の失策を重く受け止めていた。

 初回の守備だった。1番・福田の左翼への飛球を落球した。この失策を端緒に好機を広げられ先制点を奪われた。「回の始まり、立ち上がりは大事なのにミスしてしまって…」。伊藤将の“負担”となった自身のミスを責めた。

 ただ打撃でインパクトを残したのも確か。日本球界を代表する山本を相手に三回2死から157キロの直球を左前打。さらに、五回2死からは155キロの直球を中前へはじき返した。延長十回先頭の打席では3番手・近藤から右前打を放ち、今季2度目の猛打賞をマークした。

 終わってみれば、チームは延長十一回の末に勝利。ただ一方で打線は七回まで無得点だった。「途中までの(重い)流れは僕が作ってしまった」。取り返そうと懸命だった。

 まだまだ、ここからが本番。10試合連続で1番としてスタメン出場。挽回の機会は数多く、残されている。

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